フォーカシングのすすめ方
身体の内側に目を向ける
目を閉じて、身体のうち側に注意を向け、「いまどんな感じ」かゆっくり聞いていきます。特に喉、胸、胃、お腹のあたりの中心部に注意を向けゆっくりと確認していきます。
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フェルトセンスを見ける
フェルトセンスはすぐそこにある場合や、優しく問いかけることによって出てくる場合があります。フェルトセンスを招くには「いまここで気付く必要のあることはどんなことか」「私の生活はどんな具合か」などを身体の内側に聞いてみます。そこで出てくる「感じ」が「良い感じ」ても「悪い感じ」でも出てきてくれた何かに「こんにちは」と挨拶をしましょう。
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取っ手(ハンドル)を手に入れる
ハンドルとは身体に感じている「感じ」にぴったり、あるいはしっくりくる言葉やイメージ、音、ジャスチャーなどのことです。「この感じにはどんな言葉やイメージがしっくりくるか」を自分に尋ねてみます。出来るだけ「うん、確かにそんな感じ!」という表現が見つかるまで丁寧に何度も確認します。
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その感じと一緒にいる
ハンドルを手に入れたら気持ちをラクにして、しばらくその「感じ」と一緒にいます。「この感じと一緒にいてもいいか」自分に聞き、十分に一緒にいたあと「それ」は私に何をしてもらいたがっているか問いかけてみます。
何かもっと身体の内側から出てくるような感じがしたら、フェルトセンス、ハンドル、一緒にいること、の順番を繰り返します。
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終わりにする
出てきた「感じ」に挨拶をし、しっかり味わった後、もう終わりにしても良いかどうかを身体に尋ねます。フォーカシングの間に出てきた大事な言葉やイメージを覚えて、感じた部分に挨拶をし、感謝の気持ちをこめ受け止め、ゆっくり、ゆっくりと終わりにしていきます。 |
フォーカシングのための
5つのスキル
1.認めること
出てきたフェルトセンスをそのまま認める。
「私がそんなふうに感じるなんて・・」と否定したりしてはいけません。フォーカシングのプロセスを止めることになります。
2.関係を見つける
(間をとる)
フォーカシングでは身体の感じと、それを感じている自分との間に「距離」をとったり、「関係」を見いだすことが必要です。(脱同一視)
間をおくためにはクリアリングスペース(スッキリした空間)といって、気がかりのことを全部片隅に寄せ、一息つき、しばらく休息するための場所をつくること大切です。
3.共鳴させる
感じの表現が、「その感じ」とぴったりかどうかを確かめる作業のことをいいます。いま一つしっくりこないときは、よりしっくりくる表現を何度も探し続けます。その感じにぴったりくる表現が出来た時の満足感や納得感は何ものにも代えがたい喜びになります。
4.友だちのようにいる
苦しい時やつらい時に親しい友人や家族のように一緒に居て、ゆっくりと「その感じ」と付き合っていくことをいいます。
5.受け取る
フォーカシングで得られた新しい気づきや感じ方を否定したり評価したりすることなく、貴重なものと受け入れる態度が必要です。
*フェルトセンス(felt senses)
言葉にしにくい内的な気づきや身体的な感覚。 |