自分の中にある怒りを認める




人は母親から産み落とされ,母親と引き離されることに
すでに怒りを持って生まれてくると言われています。
感情の中で怒りというものはとても厄介なものですが、
人として避けては通れない自然な感情だと思います。

私が勉強をした学院では最初の実習で
[アンガーマネージメント]というワークをします。
アンガーとは[怒り]のことです。
マネージメントは[コントロール]する。
つまりは[怒りの制御]です。

私は子供の頃から宗教熱心な祖母から
「怒ってはいけない」「怒ると血が濁る」と言って育てられました。
当時の私は自然な感情を出すことを
自分が許さなかったのでとても苦痛な実習でした。

これはアメリカなどのにカウンセリングの現場で
実際に行われているところもあるようです。
本格的には大きな顔(ボードに書いたもの)をめがけて
思いっきり粘土をぶつけるのです。
しかも自分の中では禁句の言葉つきです。
「バッカヤロ〜!」などはまだまだ序の口です。

最初はそんなこと、
このお上品な私にはとても出来ませんわ・・・・・(^0^*オッホホ
私は幸せで幸せで★'.・.LOVE〜(^▽^(^▽^*)〜LOVE.・.・:☆
などとお高くとまっていられた人も
数分後には「あんたが悪いのよ!!!」
「このくそババア!!〜」などと豹変?していきます。
コワ〜イと思うかも知れませんが、
これは心の奥にたまった怒りを吐き出すには効果的です。

この時ばかりは思いっきり標的を殴れるのです。
若い男の子はさすがにすごかったです・・、ε=Σ( ̄ )ハァー
誰にも迷惑をかけるわけではないのでこんな素敵なことはありませんよ。

現代は実にさまざまな事件が多発しています。
罪のない人に危害を加えたり、
自分の勝手な思い込みで逆恨みされたりしたら
関係ないのに巻き込まれた人はたまったものではありません。
怒りは溜め込まず、小出しにして、
その都度処理をしていくのにはこれは画期的なワークです。
皆さんも一度是非試してみてください。

親に思ったことが言えず腹がたったり、
「あの上司、勝手なこといいやがって・・・。
「んなこと出来るかよ!!〜」
「ちきしょう〜ヾ(`◇´)ノ彡☆コノ!バカチンガァ!!」などと思いっきりさけびながら、
いらない皿をためておいて割るなり、
ボクシングのサンドバッグ などがあればそれを殴るなり・・・、

スーパーの食器売り場に勤める私の友人は
廃棄にする皿があるとビニール袋に入れて思いきリ、
誰かのことを考えながら割るのですっきり・・・などといっていました。
それもありですか・・・。
でも自宅で実行する時はは片づけがラクなように
飛び散らないようにしてからにしましょう。
近所の人がびっくりしないように。
(くれぐれも危険のないようにしてから。)
せっかくスッキリしても、
片付けることにまた腹がたってしまっては意味ないですよね。

でも本当はカウンセラーの指導のもとで行うのがベストです。
大丈夫です、カウンセラーは何を言っても
ニッコリ笑って内緒にしてくれますから。
このワークはこれからの時代に
もっともっと必要になってくると考えます。

「怒りを抱いてはいけない」
「怒りの感情は持ってはいけない」と考える人には
まずそこにある怒りを認めることから・・・。

怒りから逃げてはいけません。
とても健康的なワークだと思いませんか。

そして怒りを解消したら今度は自分の気持ちをきちんと相手に伝える
「アサーション」も勉強してみましょう。




参考文献「こころ健康ですか」〜心理カウンセリング入門〜神田博著 パテント社