「自分を癒す」ということ


私は特に何か宗教を信仰しているというわけではありません。
ここに一つの詞を紹介しておきましょう。
「ゆるすということ」について書かれた詞です。
実を言うとこの詞を私が本当に理解したのは最近です。
前世療法などからもそれは学ぶことができますが
「自分の肉体が今生の借り物である」ことを理解すると
いま自分の周りに起きていること、あるいは自分の身に降りかかっていることを
少し客観的に受け止めることが出来るようになるかもしれません。

「怒り」「怯え」「恨み」「憎しみ」・・・
そういった感情にしがみつくことで、生き抜いてきた自分をゆるし、
相手を許していくことは簡単なことではないかもしれません。
でもそれを手放した時に、あなたは癒され、真の安らぎが得られ、
心が開放される時がくると思います。

[病は気から」
昔から言われている言葉ですが、これは本当だそうです。
「腰痛」「首の痛み」「頭痛」「不眠」「イライラ」「憂鬱」「胃潰瘍」「高血圧」・・・
こんな症状に思いあたることはありませんか。
これはそういった感情がひきおこす病気と言われています。
この病気から大きな病気へと繋がっていくこともあります。
「癌」などもその一つと言えるでしょう。

どんな人でも「内なる子どもの部分(インナーチャイルド)」に
多かれ少なかれ傷は持っていると思います。
それはどんな時にどんなふうに受けた傷か、
そしてその痛みはあなた自身にしかわからないと思います。
それは簡単にゆるせることではないことも。
或いはまだそれさえに気づいていないかもしれません。

「誰でも人はみな癒される時を待っている」と私は思います。

あなたがゆるさなければいけない人。ゆるさなければいけないこと。
それは誰でしょう。それは何でしょう。
もしかしたらそれは自分自身かもしれません。

あなたの「心」と「魂」を癒してあげましょう。
怒りや怯えや恨みでなく、愛や優しさにかえていきましょう。
まだまだ時間がかかるかもしれません。
でもまず今日から出来ること。

これからは自分を大切にしていきましょう。
あなたはこの世の中にたった一人しか居ない大切な存在です。
自分を愛してあげましょう。
誰かから愛される時を待つのではなく、
まずあなた自身があなたの中にいるあなたを愛するのです。

ゆるすということ


ゆるすことは
幸せになるための処方箋
ゆるさないことは
苦しむための処方箋
苦しみの原因が何であれ
苦しみにはすべて
「ゆるさない」
という種が宿っていないだろうか?

復讐の念を燃やし続け
愛や共感を出し惜しみすれば
健康を害し
免疫が低下することは間違いない
当然だと思われるような怒りでも
こだわり続けていれば
神の安らぎを味わえなくなる

ゆるしとは
その行為をよしとすることではない
残虐な行動を見逃すことではない

ゆるしとは
怖れにみちた過去に
こだわり続けるのをやめること

ゆるしとは
古傷を引っかいて
血を流し続けるのをやめること

ゆるしとは
過去の影に惑わさせれることなく
いまこの瞬間に
百パーセント生き
百パーセント愛すること


ゆるしとは
怒りからの開放であり、
攻撃的な思いにさよならすること

ゆるしとは
誰に対しても愛を拒まないこと

ゆるしとは
ゆるさないという思いから生じた
心の空洞を癒すこと

ゆるしとは
過去に何をした人でも
すべての人の中に神の光をみること

ゆるしとは
相手のためだけでなく
自分自身の為であり
自分が犯した間違いの為であり、
くすぶり続けている罪悪感と
自分を恥じる気持ちのためである

最も深い意味でのゆるしとは
愛に満ちた神から
自らを切り離してしまった自分を
ゆるすこと

ゆるしとは
神をゆるすことであり
神は自分を見捨てたという
おそらくは間違っている考えを
ゆるすこと

いまこの瞬間にゆるすということは
もう先延ばしせずに
ただゆるすこと

ゆるしは心の扉を開け
感情とスピリットと一体にし
すべての人と一体にし
すべての人と神と一体にする

ゆるすのに
早すぎることはない
遅すぎることもない

ゆるすには
どれだけの時間が必要だろうか?

それはあなたの価値次第

絶対に無理だと信じるなら
絶対に起こらない

半年かかると信じるなら
半年かかる

一秒ですむと信じるなら
一秒ですむ

私は心から信じている
一人ひとりが
自分も含めてすべての人を
完全にゆるせるようになった時
世界は本当に平和になるということを

Forgiveness
ゆるすということ「もう過去にはとらわれない」
ジェラルド・G・ジャンボルスキー著
大内博訳より引用