「自分の感情」とどのようにかかわっていくか





「感じる」と「考える」つまり「感情」と「思考」は違います。

「怒る」「悲しむ」「喜ぶ」「泣く」「嘆く」
「憂鬱」「寂しい」「虚しい(空しい)」「嬉しい」・・・。
心が感じることが「感情」です。
頭で考えることは「思考」です。



感情というものに振り回されてしまう人がいます。
「感情的になる」と言いますね・・・。
自分の感情を抑えきれずに
時と場所を考えずにすぐストレートに出してしまう人。
感情をコントロール出来ずにダイレクトに出してしまう人。


そこであなたがいつも
どんな時にどんな感情に振り回されてしまうのかを考えてみましょう。
あなたがいつも躓くところはどんなところでしょうか?

その感情に気がついた時、静かに自分に問いかけてみましょう。


「 私(あなた)はどんな言葉に反応するのでしょう?」
そしてその時、どんな感情を味わうのでしょうか・・・。
その感情を初めて持ったのはいつだったのでしょうか・・・・。


これと同じようなこと、昔にもあったよね・・・。
いつだったかな・・・。
高校の時?中学の時?小学校の時?そして幼児の頃は・・・。
静かに思い返してみましょう


その時、どんなふうにしましたか?
それはどうしてですか?
少しずつ子どもの頃に戻って、記憶の糸をたぐりよせていきましょう。


そう言えば・・・。
そんなことがあったような・・・。
あの時も、この時も・・・。


一番最初にその感情を味わった時のことを思いだしてみましょう。


あなたが最初にその感情を持った時、どんな状況だったでしょう。
まわりには誰が居ましたか?
その人は、あなたに何と言いましたか?
その時、子供のあなたはどうしましたか?
どう言いましたか?
どうしてそうしたのですか?
今、大人になったあなたなら何と言いますか?

(静かに時間をとって考えてみましょう)




それでは・・・・、
そこから抜け出すにはどうしたらいいのでしょう。
方法は色々あると思います。
これはひとつの提案です。


たとえば・・・・、自分の中にある感情に向かって話しかけてみるのです。
「怖い」という感情があったとします。
それは大人になったあなた自身が感じているものではありません。
子供の頃に「怖い」という感情を持ったあなたが
そのままの姿で今のあなたの心の中に住んでいるです。


それは何らかの理由で
自分を守るために取り込んでしまった
子供の頃のままの感情を持ったもう一人の自分です。
その子供の頃のあなたが
それを怖がっていたり、恐れていたりするのです。


「それが怖いんだね、恐くても大丈夫なんだよ。」
「そんなあなたも私なんだから」・・・・
優しく声をかけてあげましょう。


それはあなたがまだ子供だったために
自分を守るために必要だったことかもしれません。
あなたはそうするしなかったのかもしれません。


でもいまは違います。
大人になったあなたは自分で自分の行動を決めることが出来るのです。
あなたにとって好ましくない感情が出てしまいそうな時、
それをコントロールすることも出来るのです。


確かに、好ましくない感情は、
あなたに良い結果をもたらしてくれないかもしれません。


けれども不安な感情や、怒りの感情など
あなたにとって、それが不快な感情でも、
感情には、それなりに目的があります。


自分から閉め出そうとしたり、そんな自分を嫌ったりしてはいけません。
そんなあなたも含めて全てあなたなのです。
それは、それなりの理由があってそうしているのです。


感情はきちんと自分でコントロールすることが出来るようになります。
感情を処理する能力は誰にもあるのです。


自分の感情から逃げてはいけません。
いま自分に起きている感情は素直に認めてあげましょう。
きちんと向き合ってあげましょう。
「あなたがそこに居ることに気づいているよ」
と優しく言ってあげましょう。


それはあなたがそこから抜け出すためのとても大切なキーワードなのです。
まずあなたがあなた自身に起こる全てのことを認めてみる・・・。
そしてそれを受け入れてみることから始まります。